「てんたかく」の特徴

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富山県農業研究所が開発したてんたかく

福井県生まれで高温に強い「ハナエチゼン」を母に、宮城県生まれで寒さに強く味の良い「ひとめぼれ」を父に高温でも品質が低下しにくい性質の早生品種です。発育期の夏の暑さや日照不足などにも強く、安定した品質を確保することができます。「てんたかく」の系譜をたどれば「コシヒカリ」の系譜なので、美味しいお米を引き継いだ品種です。早生品種で、コシヒカリより2週間程早く収穫されるので、台風時期を避けて栽培できます。

富山県の粘土質の土壌には栄養分が豊富で、稲にたっぷりの水分と栄養を与えてくれるので、コメ作りには最適な産地です。

てんたかく」の特徴は、「コシヒカリ」より粒が大きく、粒揃いが良いので、炊きあがりがふっくらと綺麗になります。ほどよい粘りと甘みがあり弾力もありますが、粘りすぎずさっぱりとしています。

冷めても美味しく甘みがありますので、お寿司やおにぎりなどにも合います。味の主張も強くないので、どんな料理にも合い、丼ものや雑炊、チャーハン、カレーライスにも最適です。

「てんたかく」は富山県内のお店では、「コシヒカリ」と共に店頭に並んでいます。富山県内では、かなり知名度も上がってきています。

全国的な知名度はまだ低いですが、「てんたかく」は「コシヒカリ」と遜色ない美味しさでありながら、低価格なのも魅力です。これから全国でも知られるお米ブランドに育って行くことを期待しています。

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