古代香柴米は、中国産の柴香7号と云う品種の貢珍米(こんちんまい)ともいい、皇帝だけが食べていたとされる高級栄養餅米です。
中国では、目や髪、血液の漢方薬として珍重されています。天然の紫色素はアントシアニンと云う色素で、人間の目の動きを良くする効能があることがわかっています。
目の網膜には、ロドプシン(視紅素)という紫色の色素体があります。しかし、ロドプシンは目を使っていると少しずつ分解します。又、年をとるにつれだんだん減少していきます。そこに、アントシアニンという色素を与えると、ロドプシンの再合成作用が活性化されます。このことで、視覚機能が良くなると考えられます。栄養分として必須アミノ酸を含むタンパク質が多く、ビタミンB1、B2やミネラル成分の他、亜鉛、カルシウム、リン等が多く含まれています。